HomebrewでMacの初期設定を効率化する
目次
- なぜこの記事を書いたのか
- 効率化するためにやっていること
- まとめ
なぜこの記事を書いたのか
昨年から職場が変わったり支給されているPCが変わったりでMacの初期設定をする機会が4回ほどありました。
使っているアプリをすべて探してダウンロードすると普通に1日潰れてしまうので、2回目から自動化をはじめました。
今回はその自動化方法をまとめました。
効率化するためにやっていること
dotfilesレポジトリを作成する
自分のPC設定をするためのレポジトリを1つ作成します。
こちらはプライベートレポジトリでも、パブリックレポジトリでもいいと思いますが、機密情報を扱う場合はプライベートにしておきましょう。
シェルの設定 dotfiles に追加する
エンジニアなら、bashの設定なら .bashrc
zshなら .zshrc
に記述していると思います。
こちらを先ほど作成した dotfiles に追加をしましょう。
他にも vimユーザーなら .vimrc
tmux は .tmux.conf
の設定をしていると思うので一緒に管理しておくと楽です。
使うファイルをBrewfileでインストールする
一番時間がかかるのがMacないのアプリで使っているものを探してダウンロードする作業だと思います。
homebrew を使ってインストールしているアプリを管理することができるのでその機能を使います。
この機能を使うことでコマンド1つですべてのアプリケーションをダウンロードすることができます。
簡単なサンプル
tap "homebrew/core" tap "homebrew/bundle" tap "caskroom/cask" brew "zsh" brew "peco" brew "tmux" brew "git" brew "jq" cask "iterm2" cask "visual-studio-code"
PCセットアップ用のシェルスクリプトを用意する
シェルの設定は dotfiles に移動すると使えなくなってしまうのでシンボリックリンクを作成する必要があります。
毎回コマンドを思い出して実行するのは面倒なのでセットアップようのシェルスクリプトを作成していると便利です。
以下に簡単なサンプルを作成しておきます。
ln -s ~/dotfiles/.zshrc ~/.zshrc ln -s ~/dotfiles/.vimrc ~/.vimrc ln -s ~/dotfiles/.gitconfig ~/.gitconfig ln -s ~/dotfiles/.tmux.conf ~/.tmux.conf brew bundle
新しいPCでやること
ここまで用意できたら新しいPCでやることは簡単です。
作成したレポジトリをcloneして、そのレポジトリないでシェルスクリプトを実行するだけです。
git clone https://github.com/xxxx/dotfiles.git cd dotfiles sh ./xxxx.sh
まとめ
Brewfileや.zshrcの管理を行うことでPCの初期設定を自動化できました。IT業界にいると定期的にPCを変えることになると思うので、変更する機会があったら自動化にチャレンジしてみると良いと思います。